妊娠後期 〜いわゆる妊婦さんになるのはこの頃〜
街で見かける、「妊婦さん」。てっきり、妊娠初期からおなかがぽっこりしているものかと、妊娠前は思っていました。
ところが。
実際に「妊婦さん」らしい大きさになるのは、妊娠後期なのです。
さて今回は、妊娠後期と呼ばれる妊娠28週(8ヵ月)以降の心身の変化について、私の体験談をご紹介します。
前に突き出すおなか
私の場合、27週で結婚式を挙げたので(これについては別記事にしようと思っています)それも影響しているかもしれませんが、
30〜33週あたりのおなかの突出が凄まじかった!!
男の子だとお腹は前に突き出て、女の子だとまん丸くなる、なんて言いますが、誰がどうみても男の子とわかるぐらいにどんどん突き出ていきました。
食欲の低下、腰痛、むくみ
それまではとどまるところを知らなかった食欲が、妊娠後期になると急に落ち着いてきました。内臓が圧迫されているようで、量は食べられなくなり脂っこいものも受け付けなくなりました。
さらにおなかの重みのせいなのか、生理痛の時のような重たい腰痛が頻発。歩くとすぐに息が上がってしまうので、買い物すら休み休みです。
ここまでくると、生活にも支障が出てきます。
特に辛かったのが、通勤の満員電車。マタニティマークをつけていても、気づいてくれるのはごく稀なこと…そして気が付いてくれるのは大抵若い女性でした。
さらに仕事でも長時間椅子に座っていると血流が滞るため足が痺れそうになりますし、逆に立ったり座ったりを繰り返すのも、気持ち悪くなったりします。
血流がもともと悪くなっているのでむくみもひどいですし、日に日にストッキングを履くのが辛くなり、後半は裸足で出勤することも…笑
マタニティヨガを近所で受けられる方は、試してみることをオススメします。
私は一度だけでしたが参加して、血流改善のストレッチを教わることができました。これで少しましになった気もします。
精神が安定し始める後期、それでも出産への不安は拭えず
メンタル面については、妊娠後期に入ると安定する方も多いと思います。
私の場合は、
・22週以降は早産として扱われる(22週未満は流産)ため、後期であれば早産となることはあっても流産とはみなされないことの安心感
・それまでの検診で大きな問題はなく、少しずつ不安要素が払拭されたこと
・いよいよママになれるんだという期待感
あたりから、おそらく精神的に落ち着いてきたのだと推測します。
正直なところ、それまでは実感が乏しかったのもあります。
体調の変化はあっても、「いやいや、私が本当にママになるの?赤ちゃん元気に育ってるかな?」と戸惑いや不安が勝っていました。
それがようやく落ち着いてくるのが、妊娠後期だったわけです。
とはいえ、出産自体への恐怖感は募るばかりです。
出産時に何かあったらどうしよう、赤ちゃんに何かあったらどうしよう、と、悪い妄想も膨らんでしまうもの。そんな時は、とにかく楽しい妄想をするように自分に言い聞かせていましたが、結局出産まで不安は続きました。
こればかりは仕方ないですよね。
だって、最悪お母さんが亡くなってしまうこともあるんですから。
それだけ命がけの、人生最大の使命でもあるわけです。だからこそ、旦那さんをはじめとする周りの人のサポートが大事です。
ママさんは妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群にならないように、気をつけて生活するしかありません。
産後の生活に向けての準備も大切ですが、とにかく体を第一に過ごしてください。
次は、出産レポートをしたいと思います!